主にレンタルしてきたB級映画を中心に突っ込みレビュ。

SIX シックス
2007/アメリカ/84分 劇場未公開

原題 : THE MORGUE

制作 : ガーソン・サンギニットー , カリーナ・サンギニットー
脚本 : ナジャ・アン・アル=ドゥーリ
監督 : ハルダー・ゴメス , ガーソン・サンギニットー

出演 : ヘザー・ドナヒュー , リサ・クライリー , ビル・コッブス , クリス・デブリン

ストーリー
深夜の死体保管所で清掃の仕事をしているマーゴは、
自殺した職員の亡霊が出るという噂に悩まされていた。
そんなある夜、若い子供連れの夫婦が彼女に助けを求めてきて…。


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夜。静まり返ったモルグ(死体安置所の事らしいです)

そこで働く女性マーゴがいつものように清掃の仕事へ向かう。

何時ものように自転車に乗り仕事場へ行き

何時ものように掃除道具を取りに行って

何時ものようにクッキーを取って

けど、何かヘン。

前にも似たようなものを見たような?あれ?気のせい?

と。冒頭からしてミステリアスな感じ。音楽も恐怖を煽って演出もいちいち怪しい。
84分という短い作品なので最初から最後まで騙しのトラップが効いてますね。
観ている側を混乱させてこれは何がどーなってるのか?と必死に考えさせる。
そうすることで集中して映画を観るわけです。

まあ、うちの父には「何これさっぱりわからん」と斬られましたが。

単純明快で殺人鬼出てきてワーワー言って血や肉片が飛ぶ映画が好きな人には向かないか。
流血はほとんどなし。残酷シーンは自殺したモルグの職員の部分くらい。
殺すという場面にはこだわらずただ「逃げ場のない場所で何者かに追いかけられる恐怖」のが強い。
それも派手に逃げ回るのではなくてじわじわ追い詰められる。不気味さも手伝って怖さ倍増。

偶然か必然か、モルグに集まった6人。

ガス欠で立ち往生の喧嘩しまくり夫婦とその子ども。
何故かは分からないが重症の怪我を負っている男と混乱しているその仲間の男。
マーゴは彼らと遭遇し何かの記憶が呼び覚まされるが困っている彼らを助ける。

警備員のおっちゃんはいつの間にか居なくなるし、電気は突然消えるし。

怪しい男の影はちらつくし。

そして、ひとりずつ……。



しょっぱなで出てきた黒尽くめのおっさんの怪しいオカルティな雰囲気がよかった。
殺人鬼か、怨霊か、計画的な殺人か、はたまた。
想像力をかきたてられてハラハラして非常に楽しめた作品です。



如何せん、オチがすぐに分かった。秒速でわかった。あーあれと一緒だ!と。
ただこの類の流れがけっこう好きだったので特に問題はなかった。
綺麗にオチを拾ってくれたのもよかった。ああ!なるほど!と親切すぎるほど分かりやすい。
エンディングの爽快感はない。仕方のないことだとわかってはいるんですけどね。

父には酷評でしたが私はわりと好きです。


総評:45/100 こういうのはショートフィルムとか似合いそう。


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